【Kotlin/Android Studio】Fragmentのライフサイクルの種類と役割

この記事からわかること
- Android Studio/Kotlin Fragmentのライフサイクルとは?
- 種類と役割
- onAttach()、onCreate()、onCreateView()、onActivityCreated()、onStart()、onResume()、onPause()、onStop()、onDestroyView()、onDestroy()、onDetach()の違いと処理
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参考文献:公式リファレンス:The activity lifecycle
環境
- Android Studio:Flamingo
- Kotlin:1.8.20
Fragmentとは?
Fragment(フラグメント)とは「断片」と言う意味を持つ英単語でありAndroid 3.0(API レベル11)から採用された画面を構築するためのパーツのことを指します。Androidアプリの画面構築のベースとなるのはActivityであり、このベース部分がユーザーと触れ合うためのユーザーインターフェース(UI)を提供しています。
詳細は以下の記事を参考にしてください。
Fragmentのライフサイクル
Fragmentには生成されたタイミングから破棄されるタイミングまでのライフサイクルを保持しています。そのライフサイクルの状態に応じたコールバックが受け取れるようにさまざまなライフサイクルコールバックメソッドが用意されています。
ライフサイクルの種類
Fragmentに用意されているライフサイクルコールバックメソッドは以下の11つです。
- onAttach()
- onCreate()
- onCreateView()
- onActivityCreated()
- onStart()
- onResume()
- onPause()
- onStop()
- onDestroyView()
- onDestroy()
- onDetach()
公式サイトより引用した以下の画像がわかりやすいかと思います。

引用:公式リファレンス:The activity lifecycle
onAttach()
Fragmentがアクティビティにアタッチされる直前に呼ばれます。
onCreate()
Fragmentが作成される際に呼ばれます。初期設定やリソースの準備を行います。
onCreateView()
FragmentのUIが描画される際に呼ばれます。UI要素を生成し、ビューを返します。
onActivityCreated()
Fragmentがアクティビティの onCreate()
メソッドの後に呼ばれます。
onStart()
Fragmentが表示状態になる直前に呼ばれます。
onResume()
Fragmentがフォーカスを受け取り、ユーザーとの対話が可能な状態になる直前に呼ばれます。
onPause()
Fragmentが一時停止状態に移行する際に呼ばれます。
onStop()
Fragmentが非表示状態に移行する際に呼ばれます。
onDestroyView()
FragmentのUI要素が破棄される際に呼ばれます。
onDestroy()
Fragmentが破棄される際に呼ばれます。リソースの解放や後片付けを行います。
onDetach()
Fragmentがアクティビティからデタッチされる際に呼ばれます。
まだまだ勉強中ですので間違っている点や至らぬ点がありましたら教えていただけると助かります。
ご覧いただきありがとうございました。
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