【Xcode/Mac】キャッシュやアーカイブの削除方法!ストレージ圧迫を解決しよう

この記事からわかること

  • Xcode容量軽くする方法
  • キャッシュアーカイブ削除方法
  • Xcodeがアップデートできない場合の解決方法
  • Xcodeのシミュレーター内の不要データを削除する方法

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この記事は以下の環境下で動作しています。

おすすめ記事:Xcodeのインストール方法と使い方!終わらない時の対処法!

Xcodeがアップデートできない問題

【Xcode】キャッシュやアーカイブの削除方法!ストレージ圧迫を解決しよう

Xcodeのバージョンを更新しようとアップデートを実行したところ、インストール途中に処理が終了してしまいアップデートできませんでした。Xcodeのサイズ分の容量は空いているのですが、噂によると40GB以上空いていないと容量不足と見做されることがあるようです

【Xcode】キャッシュやアーカイブの削除方法!ストレージ圧迫を解決しよう

私の場合は220GBくらいだったので以下になるくらいまでストレージを解放することで無事アップデートすることができました。

【Xcode】キャッシュやアーカイブの削除方法!ストレージ圧迫を解決しよう

Macのストレージを解放する

Macのストレージを解放する方法はいくつかあります。

  1. アプリケーションを削除する
  2. 写真や動画、音楽などのデータを削除する
  3. ログファイルを削除する
  4. Xcodeのキャッシュやアーカイブを削除する
  5. Macを再起動する
  6. シミュレーター内の不要なデータを削除する

Macを再起動するだけでもそれなりに容量が整理されますので実行してみてください。

再インストール可能なアプリを削除する

不要なアプリや写真を削除することでもストレージを軽くすることができます。デフォルトでインストールされている「GarageBand」や「iMovie」、「Numbers」、「Pages」に関してはアンインストールしても再度App Storeよりインストール可能なので不要であれば削除しておきましょう。

公式:Macに付属するアプリケーション

Xcodeのキャッシュやアーカイブを削除する

Xcodeはインストールも非常に重たく時間がかかりますが、使用していてもどんどん容量を食っていきます。なのでストレージ圧迫している時は定期的に生成されるキャッシュやアーカイブを削除しておくことがおすすめします。本当に消して良いのか分からず最初は恐る恐るでしたが今のところ影響はなさそうなのでOK...実行する際は自己責任でお願いいたします。

キャッシュなどを削除する方法

Mac上部メニューの をクリック>「システム設定...」>「一般」>「ストレージ」から現在のストレージ状況が確認できます。

ストレージを占めているカテゴリの中の「デベロッパ」がXcodeが使用している部分を表しています。

【Xcode】キャッシュやアーカイブの削除方法!ストレージ圧迫を解決しよう

中を見ると「プロジェクトアーカイブ」や「Xcodeキャッシュ」が占めている容量を確認できます。これを選択して削除ボタンをクリックすることで自動で保存されているキャッシュやアーカイブを削除してくれます。これによりビルド時などにまた時間がかかるようになりますが、使用しているとまたキャッシュなどは構築されていきます。

DerivedDataを削除する

Xcodeのログやキャッシュ、インデックスなどが格納された「DerivedData」を明示的に削除することでもストレージを解放することが可能です。「DerivedData」は~/Library/Developer/Xcode/DerivedDataに保存されており、削除してもプロジェクトビルド時に自動生成されるので問題ありません。

【Xcode】DerivedDataとは?「Build Failed」の解決方法!

ターミナルからコマンドで削除するには以下のコマンドを実行します。

$ rm -rf ~/Library/Developer/Xcode/DerivedData/*

溜まっているキャッシュにもよりますが、50MBほど容量を使っている場合もあるので定期的に削除しておくと良いかもしれません。

デバイスサポートを削除する

さらにしたにスクロールすると「デバイスサポート」なるものも確認できます。これは実機にビルドした際などに該当のiOSバージョンのサポートが作成されるようです。これもバージョンが変更になるたびに増えていくので不要なバージョンのデバイスサポートは消しておくと容量を確保できると思います。

【Xcode】キャッシュやアーカイブの削除方法!ストレージ圧迫を解決しよう

シミュレーター内の不要なデータを削除する

シミュレーターにはこれまでのiOSやmacOSなどのさまざまなバージョンのデータが蓄積されています。その中にはXcodeで扱えるシミュレータタイプを保持しており、すでにサポートする必要のないバージョンの情報を保持している場合があります。それをチェックするためにはターミナルからxcrun simctl listコマンドを実行することで現在インストール済みのシミュレータの一覧を表示させることができます。

$ xcrun simctl list

色々なOSのバージョンが表示されますがunavailable(利用不可)とついているものはもう必要ないので削除しても問題ありません。Xcodeでは不要なデータを削除するためのxcrun simctl delete unavailableコマンドが用意されているのでこれを実行すれば容量がだいぶ確保できます。

$ xcrun simctl delete unavailable

私は80GBくらいこれであきました。

まだまだ勉強中ですので間違っている点や至らぬ点がありましたら教えていただけると助かります。

ご覧いただきありがとうございました。

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ame

趣味:読書,プログラミング学習,サイト制作,ブログ

IT嫌いを克服するためにITパスを取得しようと勉強してからサイト制作が趣味に変わりました笑
今はCMSを使わずこのサイトを完全自作でサイト運営中〜

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